Monday, November 13, 2017

楠田健造によるワークショップ

楠田健造によるダンス/インプロヴィゼーション/パフォーマンスのワークショップ
『みえないもので わきおどる。
みえないものが わきおどる。』
現在オランダを創作拠点に国際的に活動する振付家/ダンサーの楠田健造が、ワークショップを行います。
参加者の皆さんのそれぞれの身体の在り方に即しながら、ゆったりとした有機的なアプローチで
『身体』そして『動くこと』や『ダンス』に向き合っていく特別ワークショップです。
◆日程 ◆ 全3回
11月20日(月)
11月21日(火)
11月22日(水)
20:00~22:30 


◆ 料金
 ◆
1回受講 2,300円(税込)
      通し(全3回)6,000円(税込)
◆場所 ◆ 
セッションハウス2F ギャラリー
クラス内容
呼吸すること、耳を澄ますこと、身体と空間を馴染ませていくこと、想像すること、忘れること、インプロヴィゼーション、こりゃ一体なにやってんだ俺?って素朴に思ってみること、めざとくアクシデントを歓迎すること、消えていくことで現れてくるもの、恥ずかしさと表現欲、嘘つきとリアル、ひとりぼっちじゃないソロダンス、自分が消えてしまってもいい程に融け合いたいようなもの、共に踊るということ、親和力と変容力、それでも自分が触媒でいること、風景画家の立ち位置、何を美しいと感じて何に魅かれるのか、自画像と鏡、いま実際に誰の目に映っているのか、複眼に映る速度、あなたの耳も私の耳として、何もしない時に何が起こっているのか、一人でも群舞、どこまでいっても一人だし、どこまでいっても一人じゃない、想像すること、明け渡すこと、耳を澄ますこと、呼吸すること、、、などがグルグル循環しながら有機的に発展していくワークショップです。

ナンセンスかも知れないし有意義なのかも知れない何だか分からないもの、観ることと観られること、、、などの見極めのつかなさ加減、ナイマゼ加減を大切な基盤軸として捉えるところから、自分自身や他者、空間や時間に対して新たに関わって行きたい、切り拓いて行きたい。そして出来ることならば、その場にいる皆と一緒に連れいざなって、そこに初めて立ち顕れる風景を「ほおお、、」と共に驚き愛でることができるような、そんな切り拓き方が出来たら、、。
そんな豊かな体験を皆さんと紡いでいく機会となれば、、と願っています。
興味のある方でしたらダンス経験の有無や年齢などを問わずどなたでも大歓迎です。
■楠田健造■プロフィール
くすだ けんぞう KENZO KUSUDA
福岡県出身。上智大学経済学部経営学科在学中よりダンスを始め、東京・神楽坂セッションハウスを中心に主にソロ活動を行う傍ら近藤良平、コンドルズ、坂東扇菊、ダンスカンパニーノマド、山崎広太、木佐貫邦子、山田うん、日玉浩史などの作品にも多数出演。99年から渡欧、オランダに移住し、アムステルダムやハーグを創作表現活動の本拠地としながら国際的に活動している気鋭の振付家/ダンサー。繊細で詩情に溢れ、ユーモラスかつ激烈なダイナミズムを併せ持つオリジナルでマジカルな表現世界が数多くの観客をライヴに魅了し、「鳥肌が立つパフォーマンス」「詩的で論理を超えて感覚的な世界」、「一度見たら目が離せない強烈でハイパーなエネルギー」、「流麗で激しいムーブメント言語、多様な感情の層や諧謔精神が織り成された振り付け、そして言い忘れてはならないことだが、息を飲むような踊りが圧倒的で心に響く」と絶賛される。17年初旬にはベルギー王立モネ劇場によるプッチーニのオペラ『マダム・バタフライ』(Kirsten Delholm演出)に振付家として抜擢され2週間にわたる超満員のブリュッセル連続公演が大盛況を収める。オランダのポップスターSpinvisのコンサートにソロダンサーとして招かれて出演、オランダを代表するヴィオラ奏者Oene van Geelとの数多くの即興的・実験的な競演ライヴや、ソリストとしてRicciotti Ensemble(神出鬼没なことでギネスブック記録を持つ42人編成のストリート・オーケストラ)とのツアー参加、そして美術家Maria BlaisseやCocky Eekとのコラボレーションなど、美術・デザイン・映像・音楽シーンとの縦横無尽なコラボレーションにも旺盛に取り組んでいる。

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